バリ島滞在6日目。明日の朝、荷物を送る手続きをすると仕事終了。あと少し楽しんで…。
お楽しみのひとつに、3月12日に行われるニュピ祭(サカ暦新年)があります。
ニュピ祭とは、断食と瞑想に専念するバリヒンドゥー教徒の日のことで、当日バリ島では火や電灯が使われないほか、飲食店や商店などの営業や空港での飛行機離発着がなく、外出も禁止となり、いつもうるさいぐらい走り回っている車やバイクも一台も走らず、町中静まり返るというのです。
前日はオゴオゴという鬼の張りぼて人形の山車やみこしが町中を練り歩き、夜遅くまで楽器を鳴らしながら悪霊を追い払い、新年を迎えるそうです。
バイクで走っていると、製作中のオゴオゴがあったり、ニュピ前の村の行事があったりと、いろんな場面に出会えます。ちょっと小道に入ると、手を振ってくれたり、「ハロ~」と声を掛けてくれたり、目であいさつしてくれたりして、ほっこりした気持ちにさせてくれます。
今日もすてきな出会いを期待しながら、バイクを走らせます。