雑貨」カテゴリーアーカイブ

2023-04-15

信楽焼・古谷製陶所さん

「暮らしに寄り添う」をテーマに素朴で使いやすい器を制作されている信楽焼・古谷製陶所さん。

独自にブレンドした鉄分の多い赤土に白泥を掛け、低温で2回本焼きされいるのでやわらかな粉引きの器ができあがります。

素朴で温かみのある「白」は料理を優しく包み込み、他の器との相性も良いです。


鉄筆で描かれた繊細な線はフリーハンドなので、やわらかい雰囲気です 薄く色味がついた部分は、グレーからオレンジやピンクに近い色まで、色合に個体差があります お花の箸置きは4色
たて鉄線めしわん 小2,420yen 大2,640yen
お花の箸置き 550yen


20cm前後の使い勝手の良いサイズ、カタチのお皿
左 L彫 長方皿 小・細 1,980yen
右 渕荒横彫 細長皿 1,980yen
奥 鉄散 ダ円リム長皿 2,200yen


ひらひらとした花びらがお料理を引き立ててくれる輪花シリーズの器
左 輪花小鉢 2,530yen
右 輪花高台鉢 1,540yen


どれも土味を感じられる色がステキです フチの色の出方は、オレンジやピンクからグレーに近いものまで、固体差があります
手前 小鉢 1,540yen
奥左 渕荒粉引 7寸輪花鉢 3,850yen
奥右 渕荒粉引 6寸輪花鉢 3,300yen


煮物やサラダをドンと盛りたくなる器です
左 L彫 7寸四方深皿 3,300yen
右 渕荒横彫 リム浅鉢 3,960yen

2023-04-10

播州織・tamaki niimeさん

日本列島の中心線に位置することから「日本のへそ」とPRしている兵庫県西脇市。ここの伝統的な地場産業として知られている播州織。

播州織は、先に染めた糸を使って織り上げる先染め技法。今回お伺いしたtamaki niimeさんでは、多色を使ってむら染めをする等、オリジナリティに富む染色が行われています。

自然光が柔らかく入る工房内には、色とりどりの糸があちこちに並んでいて、見ているだけでワクワクします。


工房内は訪れた人が自由に見学でき、ガチャンガチャと働く機械と真剣な眼差しでお仕事されている方々を間近に見せていただけます。



1980年代製の織機 ヴィンテージな機械で新しいモノづくりを…

スタッフは若い方が多く、皆さんオシャレないでたち。スタッフの方々、工房兼ショップ内がクリーンでとても穏やかな空気が流れているように感じます。お聞きすると「まいにちぜんぶたのしむ」がテーマだそうで頷けます。



明るい店内には色とりどりのイッテンモノの衣服やショールが並びます


工房裏にはアルパカ、羊、山羊、馬がいてなごやか

今回は「roots shawl(コットン)」SMALL(120cm×45cm)とMIDDLE(180cm×45cm)をお願いしました。ヴィンテージ織機で極限までゆっくり、ゆるく織り上げることでとても柔らかくて軽やかなショール。

鮮やかに染められた糸が空気をまとったような生地を生み出します。織り上がった生地は裁断、糊を落とす作業は手作業され、アルパカたちの横で太陽の光と風を浴びて乾かされます。

また訪れたいという気持ちになるtamaki niimeさんの工房兼ショップでした。「roots shawl」が川湯に届きましたら質感や首に巻いた感じなどお見せしたいと思います。

西脇市には古民家を改装したカフェが数軒あり、そのうちの1軒でランチを。ステキな雰囲気でゆっくりと食事を楽しみました。