チェンマイ滞在の最終日、ポツリポツリとあたる度にドキドキしながら雨をかいくぐり、ムアンオン洞窟というところへ。この洞窟は、2億4500万年前の地層に形成された多層構造の鍾乳洞ということで、期待を胸に出発。
お天気のせいでしょうか、お参りに来ている人が少なくて??? 187段の龍の階段を上り洞窟の入口に来ましたが、いきなり見通しの悪い急な階段を降りなければならないし、誰もいない。楽しみに来たのですが、なんだかちょっと躊躇してしまう。いやいやせっかく来たのだから。と思い直し、いざ洞窟へ。
急な階段の途中は、背中を擦りそうなぐらいの狭さ。慎重に下ります。ところどころに照明はあるのですが、うす暗い感じ。階段の下でタイの2人組の男の人とすれ違いましたが、その後は人の気配がありません。入り口の割に中は3階建てぐらいの高低差があり、とても広い空間で迷路のよう。白くて美しい鍾乳石の中に何体かの仏像がまつられています。そして、いちばん目を引くのが、自然が作り上げた高さ9m直径3mの石筍です。この巨大な石筍キラキラしていて神秘的。
じっくり見たいのですが、ポタポタと水滴の音だけが響き、いろんな角度から仏像の視線を感じちょっと落ち着きません。相方はどんどん奥へ進みますが、私は気もそぞろ、早く地上に上がりたい感じでせかします。階段はどこも急で後ろに引っ張られる感じですが、足ばやに戻ります。最後の急な階段も一気に上がり地上に。
帰りの龍の階段で10人、3人のタイ人グループとすれ違い、もう少し早く来てくれればゆっくり見られたのにと、誠に勝手な事を思う。晴れた日で人もたくさんいれば、印象がかなり違ったはずです。
今回のThailand買い付け旅は”ここ”というところでお天気に恵まれないことが多く残念。晴れ女のはずが…。次回はお天気に恵まれますように。